8日の東京市場は、430.45円安の2万1025.56円で引けた。
東京市場は4営業日大幅続落し、日経平均株価は約3週間ぶりに一時心理的節目の2万1000円を割り込んだ。主な要因は世界的な景気減速懸念だ。中国の成長目標引き下げ、OECDの世界経済見通しの下方修正、内閣府も景気基調判断を下方修正したばかりという中で、ECBがユーロ圏の経済成長予測を大幅に下方修正した。各国の金融政策は緩和方向にあるのに、市場は景気悪化懸念に飲み込まれている。今晩の米雇用統計でしっかりとした数値が確認できるかどうかでまた変わるだろう。225先物は3月きりの清算が無難に通過した。


出来高:16億7283万株
売買代金:2兆9252億円
7日時点:終値ベースで5日移動平均線を下放れ、ローソク足はマドを空けて下げたことから始値と終値が接近する「十字線」を形成した。


【注目された銘柄】
創薬ベンチャーのオンコリス(4588)はストップ高をつけ、5年ぶりの3000円大台に乗せた。業績は18年12月期でも営業損益が12億4700万円の赤字ではあるが、腫瘍溶解ウイルス「テロメライシン」の国内臨床試験を進捗させていること、がん免疫治療剤「キイトルーダ」の併用試験のデータ結果が今月末に米国で開催される癌学会にて開示予定で、これらへの期待から物色人気を集めている。

【全市場値上がり上位】
1(1992)神田通信機+23.83%
2(4588)オンコリスバイオ+20.00%
3(6580)ライトアップ+19.76%
4(6208)石川製作所+18.21%
5(4274)細谷火工+18.20%
6(4427)EduLab+16.71%
7(1728)ミサワホーム中国+15.35%
8(9820)エムティジェネックス+13.96%
9(6778)アルチザネットワークス+13.69%
10(8894)原弘産+11.11%

【注目された材料】
EU離脱を巡る予定
12日まで:EUとの合意案の下院採決。
13日まで:(合意案否決の場合)「合意なき離脱」の是非を下院採決
14日:(「合意なき離脱」拒否の場合)「離脱延期」の下院採決
21日~22日:EU首脳会議
29日:英EU離脱期限


東京総合研究所ファンドマネージャーの株ブログ19/03/08
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7日の東京市場は、140.80円安の2万1456.01円で引けた。
前日の米国株安が嫌気され、朝方から買い優勢、心理的節目の2万1500円を下回っての推移となった。時間外取引の米株先物や中国・上海総合指数が軟調だったことも投資家心理を冷やしたようだ。内閣府が発表した1月の景気動向指数速報値は3ヶ月連続の悪化となり、景気の基調判断が下方修正されたことも今後海外の大型投資ファンドが日本株の持ち高を減らす可能性もあると見られており、個人投資家もまた、安値を拾う動きは鈍かった様子。


出来高:12億5443万株
売買代金:2兆2475億円
6日時点:終値は5日線を4日ぶりに下回ったほか、4日のローソク足が十字線に近い形となっているため、短期的な調整局面入りのリスクが意識されるところである。


【注目された銘柄】
みずほFG(8411)は2019年3月期の連結純利益を下方修正することを発表した。国内店舗の統廃合に関する費用や次期システム関連費用のほぼ一括償却などで損失を計上することが要因だ。また、日銀の原田泰審議委員の発言の中で、「景気が悪化して物価上昇のモメンタムが失われる状況があればすぐに追加的な金融緩和をやる」とあり、これも加わり、同社株を下げているようだ。また、同様に地銀株は全面安となっている。

【全市場値上がり上位】
1(1689)ETFS天然ガス上場投資信託+33.33%
2(8783)GFA+29.85%
3(8682)モルガン・スタンレー・アジア−パシフィック・ファンド+25.75%
4(3545)デファクトスタンダード+19.75%
5(7707)プレシジョン・システム・サイエンス+18.02%
6(6562)ジーニー+16.64%
7(6696)トランザス+13.44%
8(3953)大村紙業+13.42%
9(3999)ナレッジスイート+13.28%
10(7640)トップカルチャー+11.80%

【注目された材料】
経済協力開発機構(OECD)は最新の世界経済見通しを公表し、2019年の世界経済成長率が昨年11月の前回予想を0.2%ポイント下方修正した3.3%にとどまると予想した。世界的な景気減速懸念が再燃し、日米市場はともに調整局面入りしたという見方も出ている。

東京総合研究所ファンドマネージャーの株ブログ19/03/07
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6日の東京市場は、129.47円安の2万1596.81円で引けた。
日経平均続落で上昇基調は一旦停止か。期待先行で上昇していた分、主に米中貿易協議や世界経済の行方を見極めたい、また、海外ヘッジファンドの買い疲れという見方などがあるようだ。今週末にかけて、米の雇用統計やメジャーSQを控え、商いが低調の中、日経平均は2万1500円を維持する動きとはなった。値上がり銘柄に手詰まり感も見え、人材や5G、10連休などのようなテーマ株や防衛関連・サイバーなどの材料株に物色集まる傾向だ。


出来高:10億1677万株
売買代金:1兆9688億円
一目均衡表では、共に上向きだった転換線と基準線が横ばいとなり、上げ一服を示唆。


【注目された銘柄】
サンリオ(8136)は急伸し、年初来高値を更新した。同社の人気キャラクター、ハローキティを主人公とした映画がアメリカで製作されることが明らかになった。サンリオ広報課によると、映画はハロキティ誕生45周年の2019年に世界各国で公開予定。世界の有名セレブも魅了しているキティーちゃんとだけあり、今後の一段のブランド力向上への期待が寄せられている。

【全市場値上がり上位】
1(9978)文教堂HD+27.78%
2(6573)アジャイル+23.94%
3(6562)ジーニー+19.96%
4(3498)霞ヶ関キャピタル+18.18%
5(3441)山王+17.08%
6(2721)JHD+16.29%
7(6838)多摩川HD+15.47%
8(1694)ニッケル上場投資信託+14.05%
9(8783)GFA+14.04%
10(6083)ERIホールディングス+12.97%

【注目された材料】
新車販売・日米交渉への懸念があるため、トヨタ(7203)は円安進行も6日続落。。 また、ミサイル発射場で撤去した施設の一部を復旧する動きが把握されたことを明らかにしたと韓国メディアが報じており、北朝鮮をめぐる地政学リスクが再び意識され、防衛関連の小型である石川製作所(6208)などは買われた。

東京総合研究所ファンドマネージャーの株ブログ19/03/06
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5日の東京市場は、95.76円安の2万1726.28円で引けた。
前日の米国株下落を受けて朝から売り優勢となった。年明け以降の主な材料が米国の利上げ休止と米中貿易交渉の進展・合意への期待から上昇を続けていたため、これら材料は株価にはある程度織り込み、材料出尽くし感が東京市場でも広がっている。バイオ株やIPO株の人気は続いているようで、個人投資家中心に値動きの良い銘柄が物色されている模様。


出来高:11億0642万株
売買代金:2兆0252億円
25日線が上昇し、75日線を上回ったが、75日線が下降しているので「ゴールデン・クロス」とは言い難い。


【注目された銘柄】
リバウンド買い狙いが集中し、サンバイオ(4592)は大幅続伸している。再生細胞「SB623」の臨床結果が不調だったことが市場の失望売りを導き、1月末に暴落したが、新たに今後の計画を開示する見通しが出ており、期待の目が向けられている。

【全市場値上がり上位】
1(5952)アマテイ+29.31%
2(6580)ライトアップ+25.36%
3(3578)倉庫精練+20.98%
4(3441)山王+20.60%
5(6267)ゼネラルパッカー+20.51%
6(6938)双信電機+19.84%
7(6567)SERIOホールディングス+18.03%
8(6696)トランザス+17.75%
9(2685)アダストリア +14.96%
10(3386)コスモ・バイオ+13.89%

【注目された材料】
10連休や訪日客増加に期待がかかり、JR九州(9142)、近鉄GHD(9041)など鉄道株の一角が高値圏で推移。鉄道需要が増え、業績向上を見込んだ買いが継続的に入っている。

東京総合研究所ファンドマネージャーの株ブログ19/03/05
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☆ムニューシンの憂鬱。米財務長官の一手はジレンマを想像させて・・・・ 

  

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4日の東京市場は、217.53円高の2万1602.69円で引けた。
本日は久しぶりに前場の段階で売買代金が1兆円を超えた。売買代金が多く日経平均を押し上げたのはソフトバンク(9984)、武田(4502)と続いており、株価指数そのものを買うような動きになっている。前週末の米国株上昇、米中貿易協議の合意期待に加えて、為替が一時五ドル=112円台と円安進行が好材料となり、買いが先行。日経平均株価は約2か月半ぶりに2万1800円台を回復し、この後の日本株先高期待 が高まる。ただ、日米の貿易交渉も控えているので、投資家は意識している様子。


出来高:11億2781万株
売買代金:2兆1536億円
一目均衡表は雲上推移でマドを開けた。5日線、25日線共に上向き。


【注目された銘柄】
モバイル求人サイトを運営しているピーエイ(4766)は連日小幅高しており、本日ストップ高を付けた。4月からの「改正出入国管理法」施行に伴う外国人就労拡大では、早い段階からベトナムでの展開を強化している同社に恩恵が大きいということで買い人気を集めている。

【全市場値上がり上位】
1(4766)ピーエイ+40.00%
2(9820)エムティジェネックス+27.03%
3(6580)ライトアップ+23.49%
4(8894)原弘産+22.22%
5(7488)ヤガミ+21.62%
6(6938)双信電機+18.87%
7(4570)免疫生物研究所+18.52%
8(7049)識学+18.12%
9(2397)DNAチップ+16.87%
10(6721)ウインテスト+16.82%

【注目された材料】
依然として、米中関係に左右されており、本日は再び米中通商協議合意への期待が高まり、買戻しが強まった格好となった。先週末行われた米朝会談は政治的な話題性が強かったようで市場の影響はあまりなかった。同様に英のEU離脱問題も、離脱期日は今月末に迫っているが、英議会では12日までにEUとの修正合意案の採決が行われる見通し。否決の場合は「合意なき離脱」と「離脱延期」の双方について13日~14日に議会で採決ということで、先行き不透明であるが相場への影響はいまだない模様。

東京総合研究所ファンドマネージャーの株ブログ19/03/04
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☆天井の特徴1:最後は意味なく上げる。意味がないので、回りはポジティブをつなぎ合わせて物語を作る。
☆どんな転機も、あとから、わかるもの。ドルは現状を全く懸念せず、一部のファンドだけが逃げに入る。

  

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