11日の東京市場前場は、195.90円高の2万359.70円で引けた。
米国株市場の上昇が続き、東京市場も決算発表が相次ぐ中で個別銘柄の売り買いが活発、日経平均株価も2万300円程度で堅調に推移。景気に対する過度な悲観論が後退し、今後、新規の買い材料待ちのようだ。ただし、国内では明日から3連休ということで連休中の海外市場での仕掛け的な円高の可能性も否めないので積極的な上値追いはされなかった。


出来高:12億9595万株
売買代金:2兆5029億円
移動平均線:5日×26日:5日線がやや上向き、26日線が下向き
移動平均線:3日×26日:両線共に下向き
2019年SQ値1月限:20290.67円


【注目された銘柄】
市場の注目度が高かったのはファーストリテ(9983)で4日ぶりの急反発となった。10日に2018年9月~11月期の連結業績を発表し、営業利益は前年同期比8.1%減の1046億6500万円だった。昨年は気温が高く、防寒衣料の販売不振が響いたが市場では1Q減益は想定内と見ており、同時に発表された12月度のユニクロ店舗の既存店売上高が前年同月比5.2%増と、プラスに転じ、2Qへの期待感で買戻しが入っているようだ。

【全市場値上がり上位】
1(5950)日本パワーファス+30.77%
2(9969)ショクブン+24.35%
3(3922)PRTIMES+23.51%
4(6578)エヌリンクス+21.17%
5(4421)DIシステム+21.13%
6(6531)リファインバース+19.06%
7(7931) 未来工業+18.84%
8(6897)ツインバード工業+18.82%
9(3697)SHIFT+18.82%
10(3808)OK+16.91%

【注目された材料】
昨年秋は自然災害の影響が続いたほか、11月は暖冬で季節商品の販売の伸び悩みなど、天候要因が小売業の逆風となった。これに加え、人で不足でアルバイトの確保も難しくなっており、経営者の高齢化で後継者難に直面する店舗も見られ、コンビニ業界が厳しい状態だ。買い優勢の本日も小売株は軟調な推移をし、その中でも7&iHD(3382)、ユニー・ファミマ(8028)、ローソン(2651)など流通大手の下げが目立った。

週末はこんなお話をしていました。東京総合研究所ファンドマネージャーの株ブログ19/01/11ご確認ください。
☆また分岐点に突入。プットはいったん利喰い完了。
☆ファンドマネージャー会議の結果。今年は年初に行った。

  

なお、この情報を無断で転記することを禁止します。


※本日は都合により前場のみの情報とさせていただきます。
10日の東京市場前場は、285.13円安の2万141.93円で引けた。
米中次官級協議が終了し、緩和の方向への期待感から9日のNYダウは4日続伸となったが、為替が円高方向に振れたこと、週初からの伸びにより、朝方は利益確定目的の売り優勢で取引が開始した。海外ヘッジファンドの買戻しと国内勢の利益確定売りや戻り売りが交錯している。


出来高:6億4049万株
売買代金:1兆0535億円
各バンドの幅が縮小しつつあり、乱高下局面の通過が示唆されている。


【注目された銘柄】
良品計画(7453)が2019年2月期の連結業績予想の下方修正と営業利益の引き下げの発表をし、市場からの失望売りで、前場安値は前日比2730円安の24120円となった。

【全市場値上がり上位】(午前11時半時点)
1(9969)ショクブン+25.99%
2(7671)AmidAHD+25.00%
3(7602)カーチスHD+18.54%
4(7805)プリントネット+17.68%
5(9519)レノバ+17.52%
6(2481)タウンニュース+16.71%
7(2172)インサイト+16.14%
8(3995)SKIYAKI+15.87%
9(6777)santec+14.51%
10(7707)PSS +14.49%

【注目された材料】
アップル・ショックなどが起因して、スマートフォン販売低迷やそれによる半導体需要の落ち込みなど関連銘柄に悪材料が多かったが、それも織り込んできた上に米半導体SOX指数の上昇も後押しし、売りに押されていた東エレク(8035)、アドバンテス(6857)、SUMCO(3436)などは買い戻されている。

本日はこんなお話をしています。東京総合研究所ファンドマネージャーの株ブログ19/01/10ご確認ください。
☆結局今日は、中国との交渉が3日間に延長された分に期待を込めて買われた。
☆綱引き。ジレンマへ。 良いところ取りから悪いところ取りへ。 

  

なお、この情報を無断で転記することを禁止します。


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9日の東京市場は、223.02円高の2万427.06円で引けた。
トランプ大統領が中国との話し合いが順調に進んでいるとの内容をツイッターに投稿し、米中貿易摩擦協議が進展するとの期待から米国、欧州の主要株価指数が総じて上昇。本日もその流れを引き継いで先物を中心に東京市場も上昇した。外部環境の落ち着きによって、2万円台を固めつつあるが、週初からの伸びを見ると利益確定売りも多いので上値は重い。また、週末にかけてSQを迎えるため、値動きが荒くなることも想定されるだろう。


出来高:14億2427万株
売買代金:2兆4634億円
連日の5日線上推移の一方で下降中の25日線との下方かい離率は節目の5%を下回り、2.5%まで縮小し、短期的な売られ過ぎ状態が解消された格好。


【注目された銘柄】
エムスリー(2413)はLINE(3938)とオンライン医療事業を目的とした共同出資による新会社設立を発表し、収益向上の期待から買いが集まっている。

【全市場値上がり上位】
1(9969)ショクブン+29.20%
2(7671)AmidAHD+25.00%
3(6840)AKIBA+24.17%
4(6567)SERIOHD+20.58%
5(2172)インサイト+18.69%
6(6236)NCHD+18.55%
7(1730)麻生フオーム+18.18%
8(3858)ユビキタスAI+17.36%
9(3469)デュアルタップ+17.02%
10(3622)ネットイヤー+16.85%

【注目された材料】
前日のNYダウやナスダック総合指数などの主要株価指数が上昇の一方で半導体関連株が総じて売りに押された。そのため、東京市場でも全般上昇相場の流れに反して太陽誘電(6976)、TDK(6762)、ローム(6963)などの電子部品株が売りに押されている。アップル・ショックの余韻もまだ残っているようだ。

本日はこんなお話をしていました。東京総合研究所ファンドマネージャーの株ブログ19/01/09ご確認ください。
☆買いの日柄進行中。 米中交渉進展を期待して。

  

なお、この情報を無断で転記することを禁止します。


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8日の東京市場は、165.07円高の2万204.04円で引けた。
前日の米国株高や為替の円安進行により、本日も買い優勢の取引であった。利益確定や戻り売りのため上値は重かったものの、午後から再び買いが入り、一時300円を超える上昇もあった。時間外取引で米株先物の値上がりから、米国発の株安に巻き込まれるリスクの後退はした。だが、ハード・ブレグジットの可能性や、昨日から北京で行われている米中次官級協議では、中国が歩み寄りの姿勢を見せる一方で根本的な構造改革を求めるトランプ政権との溝は依然大きいため、先行きの不透明感には留意が必要だろう。


出来高:15億5257万株
売買代金:2兆6752億円
25日移動平均線とのかい離率は5.11%と依然、高水準で売られ過ぎが示唆されているとともに、ストキャスティクスはともに上昇中の%Kが%Dを上抜いており、短期的な強気地合い入りを示している。


【注目された銘柄】
東海カーボン(5301)をはじめとする黒鉛電極株が上伸している。東海カーボン(5301)は昨年、10月2日の直近高値2353円から今年1月4日の昨年来安値1156円まで約50%下落する場面もあったが、昨年18年12月通期の連結業績予想を上方修正し、経常利益も増額し、PERが4倍台と極めて割安水準にあることから、売られ過ぎの反動も兼ねて買戻しが進んだようだ。

【全市場値上がり上位】
1(7831)ウイルコHD+43.12%
2(2334)イオレ+28.20%
3(6840)AKIBA+22.14%
4(4422)VALUENEX+21.18%
5(3469)デュアルタップ+20.51%
6(6624)田淵電機+20.00%
7(4424)Amazia+19.93%
8(7851)カワセコンピュ+19.84%
9(3083)シーズメン+18.18%
10(7448)ジーンズメイト+18.08%

【注目された材料】
マザーズなどの新興市場は主力株に比べ上値志向が強く、その牽引役がバイオテクノロジー関連となっている。直近でプラス材料が続くのがサンバイオ(4592)、そーせいグループ(4565)などがあり、他にもCRファーマ(4552)、セルシード(7776)、ナノキャリア(4571)などがある。

  

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7日の東京市場は、477.01円高の2万38.97円で引けた。
好調な米雇用統計に支えられ、パウエルFRB議長が利上げペースを見直す可能性を示唆したことも好材料となり、週末のNYダウは大幅に反発。その流れを引き継ぎ、日経平均も一時700円を超える上げを見せ、2万円台回復。しかし、買戻し一巡後は上値が重く、恐怖指数のVIXは依然として警戒水域の20を超えているので先行きは楽観視できない模様。


出来高:14億2427万株
売買代金:2兆4634億円
大発会の日経平均は大幅続落で25日線や26週線などが主な移動平均線が下向きで推移しているところはマイナス視されるところで上値の重さは拭えないものの短期的な自律反発も視野にしっかり入っている。


【注目された銘柄】
ワークマン(7564)が急反発している。4日発表の既存売上高が大幅増加したことが材料視されている。「エアロストレッチブルゾン」など主力ブランドの防寒商品やレインウエアなどの雨具が好調だったようだ。

【全市場値上がり上位】
1(7612)Nuts+35.85%
2(7895)中央化学+25.96%
3(3686)DLE+24.41%
4(6944)アイレックス+23.49%
5(3810) サイバーS+22.32%
6(8894)原弘産+22.22%
7(7919)野崎印+21.81%
8(6662)ユビテック+21.53%
9(6236)NCHD+21.11%
10(7048)ベルトラ+19.23%

【注目された材料】
7日付の日経新聞より、再生医療が商用化段階に入っていることが報じられ、関連企業でセルシード(7776)、グンゼ(3002)などを紹介しており、本日買い人気を集めている。他にも再生医療関連株ではサンバイオ(4592)、JCR(4552)、ニプロ(8086)など注目が高まっている。

週末はこんなお話をしていました。東京総合研究所ファンドマネージャーの株ブログ19/01/07ご確認ください。
☆NYダウ乱高下続く・・東京総合研究所の相場展望。2019-01-05

  

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