前回、OP価格の減衰ではコールの減衰のパターンを見ましたが、
もちろんプットも同様に下がります。
しかし、通常は、この減衰の大きさはコールより、プットの方が大きくなっています。
なぜなら、もともと、プットの変動率が高くなっているからです。
これられは、簡単に言えば、下がる方に掛ける保険に需要があり、高くなっていることと同じです。
同じ値幅でみると、つまり、現在値から、同水準、例えば、500円上のコールと500円下の
プットを見るといつもPUTが割高です。
そのために減衰率も大きいわけです。
減衰率の多きものを売っていく、のものOP戦略の一つです。