先物OP入門講座

その②

デリバティブとは?


口座開設が進んでいる間、
ではデリバティブの仕組みについてお話しします。

デリバティブは簡単に言えば、テコ、レバレッジがかけられる取引です。

例えば、日経平均という指数で言えば
2万円を1000単位買うのに、2000万円かかりますが、

ここでは1000単位を1枚と表現するとすると
1枚、つまり2000万円分買うのに
2000万円かかるところを その約1/25で買えるようにするのが、デリバティブの仕組みです。

ここでなぜ1/25(=80万円相当)なのか、と言えば、
それがその取引所で指定されている倍率だからです。
これが、1/3の資金でいいのなら、3倍まで買える、という意味で信用取引とも言えるでしょう。

逆に言えば、
2000万円のものが、80万円で買えれば、25倍の倍率ということになります。
そこで、この倍率、ですが、時々変わります。
倍率が変わると言うよりは、この80万円という金額が変わるので倍率も変わる、という
意味ですが、大体25倍の倍率が示されます。
特に現状の、先物取引などは、大体この倍率に収まるようにこの必要である80万円が決まるわけです。

この80万円を証拠金、と呼びます。

この証拠金があれば、必要な単位のものを買えるわけで
今80万円を用意すれば、日経平均が2000万円分買えるわけです。
(相場の変動率が高い場合、この金額が上がり150万円になることもある)
さて、デリバティブの特徴はこのように小さな資金で買えるということもありますが
もう一つ、同じく小さな資金で、売ることもできます。

ですから、80万円を入れておけば、2000万円分(=日経平均2万円の時)の日経平均が
買ったり、売ったりすることできます。

この時、1000単位分(=1枚)を動かしている訳ですから

20000円で買って20100円で売れば 100円の儲け=100*1000=10万円
同様に
20000円で売って19900円で買っても、100円の儲け=100*1000=10万円

となります。

次は、この証拠金の維持ルールです。

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