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日経平均先物 入門・実践講座1実践準備

日経平均先物での準備と手順

 準備1 口座開設とスマホ
 準備2 証拠金差し入れ  必要証拠金計算 
 準備3 重要時刻確認・様々な証拠金 証拠金差し入れのルール  
 準備4 銘柄選定 取引寸前に決める2つのルール 


準備1 口座開設とスマホ

1 証券口座開設

まず、口座の準備をしますが、スマホでの取引に便利な松井証券の口座をつくります。
もちろん、すでに口座を持っている投資家の方は、その口座を使います。

証券会社の中には、先物の証拠金に使う資金を持っている現物株を担保として使うことができるものもあります。
(その場合、売りたくない持ち株を担保として、先物で運用することが可能です。 証券会社口座比較で特集する予定)

先物口座を開くときに簡単な審査があります。
そこで注意です。

運用目的を、配当とか、長期とか、にすると、短期の大きな動きに合ってない投資家を見なされ、口座が開けない場合があります。
先物ですので、目的は、短期重視、値幅取り、重視でないといけません。

まずは、先物口座を開いてみましょう。
もちろん、資金は、生活費を宛てる、とか、借金でまかなう、とか(昔の私のような資金調達)は厳禁です。

2 スマホ


各証券会社は、専用スマホサイトようのプログラムを用意しています。
もちろん、そういうサイトがない大手証券もありますが、そこは、避けた方がいいでしょう。

食事もトイレも行きますので、スマホは必須アイテムです。

お薦めは、Galaxy S9 がベストです。
若い方は、iPHONEでも良いでしょう。

なお、アンドロイド系は、圧倒的にGalaxy です。

松井証券の先物画面 


松井証券のいいところは、

1:まず、このスマホ用アプリが軽い、ということ。
沢山のチャートを見る、というような用途には適さないが、発注まで非常に早い。

2:IDが、数字だけの8ケタ、パスワードも数字だけで良い。

つまり、どこかで、臨時にログインの事態に陥っても、数字だけ覚えておけば、ログインできます。


準備2 証拠金差し入れ  必要証拠金計算

 必要証拠金計算

さて口座を開設し、次に取引を行うためには、まず、お金!が必要です。それを一体いくら入れたら良いのでしょう。

現在証拠金は(2018年6月) ラージ1枚当たり63万円です。

これは、日経平均が10円動くと1万円資金が動く、つまり、1000倍の値動きとなる、日経平均先物ラージ1枚 という商品を取引する時に必要な資金です。

63万円入れると、1枚、買ったり、売ったりできます。

たとえば、1枚22200円で買ったあと、22100円になったとすると、その差額、100円の1000倍、=10万円、資金が増えることになります。

つまり、そこで決済すれば、資金は63万円から73万円になる、ということです。

でも、63万円を入れればいいのか?というとそうではありません。

ここから、資金と証拠金と目標値が絡んでくるのです。

日経平均先物取引をする場合は、どんな市場でも、証拠金というものを入れます。
これは、言わば、敷金のようなものです。
これを実際に使うのではなく、この現金を保証金として、先物取引を行う訳です。
ようするに、先物取引とは、差益損益だけを狙うものなのです。

日経平均先物でいえば、ラージ1枚という単位は、日経平均の1000倍の取引単位なのですがから
その差益も1000倍です。

さて、証拠金は、いくら入れればいいかは、大証が決めます。
大きく動く時には、危険と見ます。

つまり、1日100円しか動かないような相場であれば、1枚で、10万円分しか動きませんので、証拠金をこの何倍積んだら
適切なのかを判断すれば、少なくていい、となります。
上記、57万円の証拠金であれば、100円の動きで、損益が発生した場合にも、10万円の5回分、証拠金が使える、ということになります。
しかし、毎日400円も動く荒れた相場で、一回400円、1枚当たり40万円の損益が出る可能性があれば、証拠金は、1回の損益で
なくなってしまいます。そのときに、基準となる証拠金を値上げするのです。

証拠金が変わっても、倍率は変わりません。取引する場合の準備金、敷金が、多く必要だ、ということになります。
これは、定期的に大証が基準を計算して、発表しています。

それをSPAN証拠金と呼んでいます。

また、証拠金は、損益を含めて、毎日計算され、ポジションのある場合、その損益を証拠金から差し引き、必要証拠金から引かれて、計算され、その結果、マイナス分を含んで、必要証拠金に足りなければ、すぐに証拠金を追加しなくてはなりません。

そのために、1枚当たり必要な証拠金が63万円でも、63万円だけ入れていれば、発注はできますが、損益がれば、追加しなくてはなりません。
それは非常に不便で、不利です。

弊社では、適切な証拠金は、取引枚数の必要証拠金の3倍を推奨しております。


準備3 重要事項確認・様々な証拠金 証拠金差し入れのルール

他の市場と比べながら、日経平均先物取引の特徴ルールをよく学んでておきます。


1 様々な証拠金

日経平均先物:大阪証券取引所から1週間前に、期近の相場変動に合わせた基準となるSPAN証拠金が提示されこれに合わせて各証券会社が、必要掛け目を施す。
最安値は、SPAN×100%となる。

株式信用取引:現金の3.3倍まで建てられるため、1/3の現金が必要。相場変動による証拠金変動計算はない。

FX取引:各取引業者によってまちまちであるが、最大個人はレバレッジ25倍の取引ができるため、必要証拠金は取引額の1/10を差し入れる。


日経平均先物の証拠金については、重要なので、もう一度整理しておきます。

証拠金は、必要最低額は、日経平均先物を扱っている大阪証券取引所のSPAN証拠金です。証券会社によって投資家に要求する額が変わってきます。

たとえば、A証券は、その証拠金をSPANの150%とし、B証券は、100%としています。
なぜ、各社違うのか、と言えば、それは、、二つの理由があります。

一つ:投資家がより安全な投資をするように、証券会社自体からもレバレッジを低く見積もるため。

二つ:そんな投資家がもし破綻して、必要証拠金の追加が出来ないとき、証券会社が負担するので、証券会社自体が万一に備えるため。

です。大抵は、後者が大きな理由なので、大きな証券界会社の方が、必要証拠金は安くなっています。
弊社推奨は、3倍なので、どこでも大差ありませんが、やはり大きな証券会社をお薦めします。
なぜなら、相場変動が大きいとき、さらに必要以上な証拠金を要求してくるだけでなく、

新規の取引停止処置

を、証券会社自体を守るために行うことがあるからです。


2.証拠金差し入れのルール

必要証拠金不足の判定タイミング

日経平均先物:日中の引け、つまり15:10の引値で計算される。

株式信用取引:大引けで計算される。

FX取引:完全なリアルタイムで計算され、不足となった瞬間に口座の既存ポジションは決済される。 

必要証拠金不足による追い証発生への注意

上記のタイミングで必要証拠金の計算はなされますが、不足すると、追い証となり、期限内に現金を差し入れなければなりません。 
*また、証拠金は、前回述べましたように、相場の変動によっても変わり、このために、相場での含み損益が膨らむことなく、追い証が発生する場合があります。

ペナルティーの種類

これは日経平均先物の場合のみについて述べます。

追い証が発生した後の、入金タイミングは各証券会社によって違いますが、おおむね、追い証発生日以降、翌営業日の昼間まで、というのが、一般的です。
もう少し遅い例としては、翌営業日の15:00まで、という例もありますが、この場合は、入金出来ずの場合は、大きなペナルティーが課せられますので注意が必要です。

ペナルティーの種類は
 1:翌日一日中取引停止
 2:再審査で取引再開は確約できず
 3:取引中止
 など、厳しい物まで様々です。

万一、追い証を見落とし、入金を忘れた場合には、強制決済となりますが、この時にも手数料が割高になる、など、大きなペナルティーが 課せられますので、建玉がなくなった、だけでは済まないことになります。
そのために、万一の追い証発生時に、ペナルティーの小さい証券会社がお薦めです。
それは、口座比較のページに掲載しています。 


準備4 銘柄選定 取引寸前に決める2つのルール

銘柄選定
日経平均先物には、限月と、大きさ、という別々の種類の銘柄が存在して、まず、そこから選択してトレードをするわけですが、この部分は簡単です。

まず、限月は、miniでも、ラージでも、もっとも取引されている、ラージの期近という限月のものです。
期近というのは、もっとも若い期限の銘柄です。
ラージは、3月、6月、9月、12月、の4つしかありませんから、取引できる一番期限の近いものを選びます。
miniはラージの連動しますので、これも、ラージで取引できる一番近い期限のものを選びます。
但し、miniは、1ヶ月単位で、銘柄が存在しますので、必ず、ラージの限月に合わせます。
2月限があっても、ラージにはありませんから、3月限を取引することになります。
理由は、もっとも出来高あり、取引価格が、有利になるからです。
取引のないものは、値が離れたり、売りと買いの価格が離れることがあります。

これで、すべて準備は完了しました。

取引寸前に決める2つのルール
ここまでで、必要な準備は済みましたので、あとは、銘柄を選んで、売りか、買いの、ボタンを押すだけです。
しかし、そのちょっと前に、少しだけ決めておくことがあります。

1: 建玉の枚数:必要証拠金の範囲で建てられる枚数の1/3-1/5 まで。

2:損失時のロスカットの価格:この分については、深いので、別の機会に詳しく話しますが、ここで決めておくことは額というよりも、あらかじめ決めておく、というルールです。
つまり、始まる前に、その額を決めることが必要で、額自体より、始める前に決める、という準備が最大に必要です。

トレードが始まったら、自分でルールを曲げてしまうからす。

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