ストキャスティクス② ファスト・ストキャスティクス

ストキャスティクスには、2つの見方があります。

3つのラインのうち、%Kと%Dの2つだけを取り出して分析するものが

ファスト・ストキャスティクスです。

 

以下のチャートには、先ほどの3つのラインからSlow%D(緑線)を外して、

ファスト・ストキャスティクスによる分析を示したものです。

 

▼ファスト・ストキャスティクス (チャート:GCハロートレンドマスター/ゴールデンチャート社)

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赤帯のところが買いサインになり、青帯のところが売りサインになります。

まずは%K、%Dともに、0%~100%のどのあたりに存在しているかが判断材料になります。

いずれのラインも20~30%以下の水準であればそろそろ買い場を迎えるチャンスと意識し、

70~80%以上の水準であれば相場の過熱を警戒します。

 

上記水準に達していた%Kおよび%Dが、

20%~80%の範囲に収まろうとする近辺で発生するクロスをサインとして活用します。

 

チャートを見るとクロスがたくさん発生していて、

すべてのクロスに対処していたらダマシだらけになってしまいます。

トレンドが始まろうと(終わろうと)する動きを捉えた上で、サインを読み取るようにします。