モンタナバンドを知る!

連載 モンタナバンド秘密 一気読み ③

  • その1
  • その2
  • ■ --進化する確率論 モンタナバンド---- ■■■

    1_2013-10-01_00-45-33.png

    ボリンジャーバンドは、株価の位置を標準偏差を使った分布チャートを相場に表すことによって
    非常に確率的に希な位置にある、ということを表現しました。
    たとえば、この日経平均はボリンジャーバンドの-2シグマ、チャートでみると
    ピンクのラインで止まって、反転し、戻っています。

    日経225先物 日足 ボリンジャーバンド
    1_2013-10-11_13-41-56.png

    このように、下げにおいては、どこのポイントが希、なのかを具体的な数値をもって示すことになっていますので、それで近頃は重宝されているのです。

    このシグマのラインは、変化を見せるラインで、シグマ-2、-1、+1、+2、
    時によって-3、+3までが使われます。

    もちろん、シグマ3のレベルまでいくと、0.27%の各位率分布となります。

    これを使って、売られすぎ、買われ過ぎを判定するわけです。

    そして、これを進化させたのが、モンタナバンドです。

    ■ --似て非なるもの---- ■■■

    同じ正規分布と、シグマでその範囲を示す、
    ボリンジャーバンドと、モンタナバンドの違いを少しみてみましょう。

    まず、本日(連載当時の価格)の米国10年債 価格ベースの日足は

    ボリンジャーバンド
    1_2013-10-17_12-17-42.png

    今日、この動きは、下値抵抗ポイントをシグマ-1として、そのポイントに到達、デフォルトが回避されて、若干戻しています。

    ただし、このブラフの数値は、本日の数値です。

    一方、モンタナバンドは
    1_2013-10-17_12-14-29.png

    今日、シグマ-2に到達して反転しているのが、分かりますが、
    ///さらに、明日の抵抗ポイントもすでに決まっているのです。///

    つまり、明日、シグマ-2のレベルはどこなのか、その抵抗ポイントを推定しているのです。

    ここから、明日の目標が分かります。

    この10年債が、上値抵抗ポイントである、ブルーゾーンの上のラインを抜いてくるとき、
    下降トレンド抜け、となります。そのポイントが明記されるのです。

    ドル円の本日の日足をみると

    1_2013-10-17_12-24-20.png

    ボリンジャーでのシグマ1である、緑のラインに乗っています。
    モンタナバンドでは、すでに、本日、シグマ1のピンクのラインに乗っていて、トレンド開始を示唆している。

    このように、モンタナバンドは、今でなく、明日を今日計るツールとして、

    その気流を見ているます。

    ブログでは、主要指標の、抵抗ポイントをお届けしています。
    その中心となる見方は、このバンドにどう乗っているか、という部分になるのです。

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